清廉潔白。

理想は高く、現実は低空飛行の日々を綴る予定です。

「直虎」 第20話 「第三の女」 感想とネタバレ

こんばんは。真木カオルです。

いきなり20話からの感想になってしまって

申し訳ないのですが…

もう面白い!!ので思いの丈を書きたいなと。

この気持ちを共有したいなと思いまして。

…書いていきたいと思います!

 

第20話「第三の女」

 

直親の娘と名乗る、高瀬が表れます。

年齢的に考えると、直虎と婚約をしていた時期

(直親が身を隠していた時代です)

 

複雑な心中の直虎ですが、果たして本当に直親の娘なのかを

確かめようとします。

 

ところが、中々思うように進みません。

悩む直虎に和尚様は「子どもの本当の親など分からぬもの」

という話をします。

 

そんな時、なにげなく高瀬が口ずさんでいた曲が、

直親の笛の調べを彷彿とさせる程、同じだったため

直虎は高瀬を直親の忘れ形見、娘と認め

井伊の姫として迎え入れたのでした。

 

直親の娘が表れたことに怒り狂うかに思われたしのは、

意外にも直虎に同情してくれます。

(過去に許嫁であった直虎としのの仲はギスギスしてました)

 

そこで、2人で言うわ言うわ、直親の悪口!笑

私にはこう言って、ああ言って

まぁ私にもああ言ってましたわよ!

「卑怯者!」「二枚舌!」「このすけこまし!」

「仕方ないから娘を立派に育ててやる!」と言うカッコイイ直虎

(娘の成長を)「首を洗って待ってくださりませー!!」という

しのさんの表情も良かったです。

 

特に面白かったのが

直虎が直親に「われが男であったら良かった…」というと

直親が「それでは、美しい思い出もなくなってしまう…」と言っていたことに対して

「のうなったのは、われの美しい思い出じゃ!!」

確かにそうですよね 笑

 

柴咲コウさん演じる直虎の表情がコロコロと変わる、

このコミカルでテンポが良いのも見どころだと思います。


私もあらすじで、引き裂かれた2人みたいな書き方をしましたが

とんだお人だったんですね、直親さん。

また回想の三浦春馬のさわやかさが嘘くさくなってしまって面白い!

 

主人公とライバルの和解という展開も少女漫画あるある。

 「死してなお、生ける2人を結ぶかな」(うろ覚え)

なーんて政次が美しくまとめますが、はて。

 

直親さんも苦しい立場とか寂しさとか色々あったんでしょうが、

高瀬の母が直虎に似ていたんじゃないかとかありましたが

子どもまでとなると、ちょっとうーん…。

実際の戦国時代では子ども多い方がいいんでしょうが

見ている側として美しくはないですよね…。

 

それに対して私の中の政次株がどんどんアップしていく!!

(最初から政次びいきなのですが)

 

「(高瀬を)間者として追い出しても、対面は保てますぞ」

とか、もちろん高瀬が相手方のスパイの可能性も十分にあったわけですが

直虎への配慮も感じられる言葉ですよね。

 

政次さんは結婚もしてませんし、一途ですよね…

(直虎を想ってのことだと思います)

 

また「当主とはつらい立場じゃのう…」と言った直虎に対し

「いつでも変わりまするぞ」とニヤリという政次がまたいい!!

「たわけ!」と言いかえす直虎との仲がまたいい!!(いいしか言ってない 笑)

 

本当に直虎と政次の関係性が私は好きです!

次回も楽しみです。